エプソンが山本寛斎氏のファッションショー「HELLO ISTANBUL!!」をサポート

- インクジェットデジタル捺染技術で作品をプリント -

セイコーエプソン株式会社(社長:碓井 稔、以下エプソン)は、2014年10月11日にトルコ イスタンブールで開催される世界的に著名なファッションデザイナーである山本寛斎氏のファッションショー「HELLO ISTANBUL!!」をサポートします。このファッションショーは、日本とトルコの国交樹立90周年を記念するもので、約500名のゲストをエスマスルタンに招き、開催されます。エプソンは、2013年11月にロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館で開催された「Fashion in Motion: Kansai Yamamoto」に続いてサポートするもので、今回は800平米にもおよぶポリエステルやナイロン、綿などの生地に、山本寛斎氏による約15点のデザインをインクジェットデジタル捺染・昇華転写技術でプリントし、提供します。

日本の伝統的なデザインと近代的なスタイルとを融合させた山本寛斎氏の素晴らしい作品は、エプソンとイタリアのロブステリ社が共同開発したインクジェットデジタル捺染印刷機「モナリザ」およびインクジェットデジタル捺染印刷機「SurePress FP-30160」、昇華転写プリンター「SureColor SC-F7100」によってプリントされます。これらエプソン独自のインクジェットプリンターによって、アナログ印刷では実現することが困難な、忠実な色再現と細部にまでわたる複雑なデザイン表現が可能となっています。日本の伝統的な美が、最新技術によって再構成されているのです。
今回の当社のサポートにあたり、山本寛斎氏から次のようなコメントをいただきました。
「日本には、伝統的な染・織・繍という3つの技法があります。最近はそれらを凌駕する新技術が次々と開発されています。体温がコントロールできる素材や、一度に立体的なデザインのニットを編み上げることのできる技術などですが、中でも、エプソンさんのプリント技術は世界最高峰であると思います。時代を遡って、秋田の農村では、女性達が農作業をする際、藍染の着物に赤い紐を合わせていました。今回、エプソンさんには、この藍染の紺のプリントに挑んでいただいています。これには非常に高いプリント技術が必要とされると思いますが、大変順調な仕上がりを見せています。エプソンさんと新たなるチャレンジにご一緒できることを非常にうれしく思っておりますし、常に私どもの要求に高いレベルで応えてくださるエプソンさんの職人魂に心より尊敬の念を抱いております。」
また、プリントを担当した商業プリンター事業部 商業プリンター営業部長の桑田智彰は次のように述べています。
「山本寛斎氏から再度インクジェットプリントのご提案をいただき大変光栄です。エプソンのインクジェットデジタル捺染プリンターの幅広いラインアップは、山本寛斎氏のように世界で活躍するデザイナーのハイレベルな要求にも応えられると確信しています。」

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www.epson.jp