パッケージ印刷業者や紙材加工業者向けに新しいオプションを開発
QuadTech, Inc.とColorConsulting S.r.l.は本日、正式提携を発表し、これにより両社の有するカラー品質と廃棄率削減の専門知識や、パッケージ印刷業界と紙材加工業界に関する知識を統合することになります。 この合意は、プリプレスおよび印刷現場に関する両社のワークフローの理解を強化し、このワークフロー内でカラーデータ通信を自動化することによって印刷業者の効率を高めることになります。
ColorConsulting社オーナーのCarlo Carnelli氏のコメント：「QuadTechは、両社の専門知識統合の重要性とパワーをよく理解してくださっています。 ColorConsultingは複数のメーカーについて検討し、アプローチを行いましたが、QuadTechは、最高の技術と最も深い専門知識レベルを有していました。 今回の提携は、印刷機に単に付属機器を追加する以上の専門技術を印刷会社にもたらす、最良の組み合わせです。 現在の印刷業界は、かつてないほどに、このようなソリューションと支援、専門知識を必要としています。」
印刷ワークフロー全体に対するColorConsulting社の知識と理解は、QuadTechカラー品質ソリューションの開発においてすでになくてはならない存在になっており、これによって、インラインカラーコントロールとオフラインカラー測定業界リーダーとの間でカラーデータの自動共有・処理が可能になります。 このソリューションは、印刷中のインク調合変更と、印刷稼働中に同時進行で行われるカラー測定により、定義されたカラー標的に適合した品質と一貫性を保証します。
QuadTech社長Karl Fritchenのコメント：「我々はこれまで、ColorConsulting社と非常に実り多い提携関係を築いています。当社がColorConsultingを選んだのは、カラー印刷に対する深い知識と価値ある豊富な経験を同社がお持ちだからです。 この正式提携合意は、印刷品質を高め、廃棄率を削減し、利益率を高めるための新しい方法を常に模索しているパッケージング印刷業者にとって、絶好の機会となるでしょう。 カラーに関する専門知識を統合することによって、QuadTechはすでに、これらの目的達成のために設計された、強力な製品ポートフォリオを有しています。 当社では、drupa 2016に向けて、パッケージング・紙材加工市場に現在存在していない新たなオプションを実現できる見込みであり、これを嬉しく思います。」
QuadTechとColorConsulting社は、5月19～23日にイタリア・ミラノで開催されるConverflex 2015で合同展示を行います (スタンドP21 R22)。 展示の中心となる製品は、カラー品質ソリューション、カラー測定システム (SpectralCamTM 付き)、100%検査システム、AutotronTM 2600 (ClearLogicTM 見当合わせガイダンスシステム付き)、PDF照合、廃棄管理システムです。
