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Last update土, 26 9月 2020 7pm
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QuadTechとGallusが自動カラーコントロールと生産性のメリットを生み出す提携

QuadTech SpectralCamが供給するL*a*b* データにより、正確かつコスト効率の高い色制御が得られます。QuadTechのSpectralCamシステムにより、既存のGallus印刷機の廃棄率を削減し、生産性を向上させ、ROIを迅速に達成

QuadTechでは、Gallus Group (スイス・ザンクトガレン) との新たな提携を発表し、同社のオフセット印刷機、フレキソ印刷機、グラビア印刷機用にQuadTechの閉ループカラーコントロール・カラー計測システムを提供していくことになりました。QuadTechのテクノロジーを活用することで、Gallusの既存の顧客は、印刷準備を迅速化し、インラインカラー管理によって究極の印刷品質と生産性を実現することができるようになります。

QuadTechカラーコントロールシステムは通常、2年以内にROIを達成しており、異なる印刷ランや印刷所にわたって安定した再現性が得られ、高いカラー基準を求めて絶えず変化する顧客の要求に応えようとする多くのウェブ印刷業者にとって、今や導入検討が必須となっています。

Gallus社サプライヤー対応管理担当Dr. Thomas Weber氏のコメント:「Gallusは豊富な市場経験を有し、特にラベル印刷業界において幅広い顧客ベースを擁しています。QuadTechと提携することによって、当社のお客様に最先端のスペクトルカラー計測・カラーコントロールシステムをお届けできるようになり、この自動化によって印刷準備の時間短縮をはかり、高価な基材の廃棄率を低減することができるようになります。」

オフセット印刷機用に設計されたQuadTech® カラーコントロールシステム (SpectralCamTM 付き) は、自動化インライン閉ループカラーコントロールを提供します。フルスピードの印刷稼働中にインクキーを調節して、所定のカラー標的を維持するようになっているため、回避可能な廃棄を防ぎ、オペレーターによる不正確さを排除します。

フレキソ印刷機とグラビア印刷機もQuadTech® カラーコントロールシステム (SpectralCamTM 付き) を用いることで利益が得られ、難しい半透明フィルムや透明フィルム、反射性フィルムなどを含む、あらゆるパッケージング基材のインラインモニタリングを可能にします。カラー変動はリアルタイムでオペレーターに送られ、カラー仕様の変更を行うことができ、これによって、印刷機の停止や、カラー計測のためにウェブの一部を手作業で除去する必要がなくなります。

フィルムなどの難しい基材でカラー制御を実現することは、印刷業界で長い間、大きな目標となってきました。QuadTechでは、ウェブスタビライザーを利用することで、ウェブの移動や基材のしわなどの一般的な問題を排除し、この問題を解決しました。QuadTechウェブスタビライザーは、一定の既知の背景として認定済みBCRAセラミックタイルの上で基材を計測し、高真空で基材の小さな面積を一時的に安定化します。これにより、粘着性ラベルや単ホイルラベル、ウェットグルーやラミネートに理想的な、非常に薄い透明・半透明フィルムについて、正確にカラー計測することが可能になります。

QuadTechパッケージング市場マネージャーStephan Doppelhammerのコメント:「GallusとQuadTechは、完璧な整合性を実現し、お客様のメリットと利益性を最大限に高めるソリューションを生み出しています。Gallus印刷機をお使いのお客様に、高品質のアウトプットと最適化パフォーマンス、コスト削減、短期間でのROIを保証するため、完璧なカラーを迅速に達成する手段をお届けすることができ、たいへん嬉しく思っています。」

QuadTechでは、世界営業会議の際に世界中のGallus営業部門にこの技術の導入を行い、2014年9月23日~25日に開催されるGallus Innovation DaysでSpectralCamシステムの展示を行います。
www.quadtechworld.com

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