04272024
Last update土, 26 9月 2020 7pm
>>

2014年9月9日(火)~11日(木)の3日間、アメリカ・イリノイ州ローズモント市のDonald E. Stephens Convention Centerにおいて、『LABELEXPO AMERICAS 2014』が開催されました。

LABELEXPOはラベル産業に関連する展示会として世界各地で行われ、パッケージ印刷機、デジタル印刷機、包装・仕上げ機器など、一般の印刷関連展示会に比べても幅広い資機材が一堂に会するイベントです。最新の機材・素材を用いた実演を直接見られるだけでなく、業界における世界的なトレンドと技術、リーディングカンパニーについて学ぶことができます。

中でも当展示会は、ラベル関連市場の活況に伴ってアメリカ国内最大のイベントとなり、前回の2012年(出展企業数400社以上、総出展面積約17,000㎡、来場者数14,335人)から規模が大幅に拡大しました。ラベル分野でもマーケティングに基づいた多品種小ロット化が進む中、材料費の削減や特殊な素材などの要望もあり、それらを扱えるシステム構成への興味も高まる傾向がみられます。その現状を表してか、資材を集めた最奥のブースにも多くの来場者が訪問し、真剣なやりとりが交わされていました。

今回KOMORI Americaはサカタインクスの海外子会社であるINX International Inkと共同でブースを構え、KOMORIのエンブレムを付けたナローウェブUVラベル印刷機NW210を展示しました。

展示機は、白+CMYKのUVインクジェット印刷にSpartanics製のレーザーダイカッティングユニットを装備したNW210-Eです。毎分23mの速度で、21cm幅のタックシートやフィルムに、出力解像度360×360 dpiのラベルを印刷するデモンストレーションを行いました。
今回出展されたレーザーユニット内蔵のデジタルUVインクジェットラベル印刷機の中でも最小の設置スペースを誇るNW210-Eには、来場者の見学とご質問が途切れず、3日間で200件弱のお問い合わせを頂きました。既に欧米ではシリーズとして10台程度をご納入頂いています。

その他、efi、大日本スクリーン、Domino、Durst、EPSON、FUJIFILM、HP、Mark Andy、Xeikonなど、多くのメーカーがラベル用デジタル印刷システムを出展しました。後加工ユニットとしては、abgがデファクトスタンダードとして、多くのシステムとの連携を行っていました。

来年はLABELEXPO EUROPE 2015がベルギーのブリュッセルで行われます。

www.komori.co.jp

 

comments
  • Latest Post

  • Most Read

  • Twitter

Who's Online

ゲスト 805人 と メンバー0人 がオンラインです