イグスンド社は、アジアでの配送体制を強化しています。今回のサービス拡大によって発注から納入までの所要時間を短縮することで、アジアのお客様により良いサービスを提供することを目指しています。
アジア太平洋地域事業ディレクター G＆P のアイヴァン・チョンは、「当社では、
お客様のニーズを受けて事業を拡大してきました。現在、平判加工と倉庫保管の能力を備えた施設を台湾に新しく建設しており、2015年7月末までに運用可能となる予定です」と話し、「このシステムは、インバーコートのアジア市場における流通体制を強化するだけでなく、イグスンド社および当社のお客様に新しいビジネスチャンスを提供いたします」と述べています。
イグスンド社による今回の取り組みは、単にアジアにおける流通チャネルを確立させるためだけではありません。インバーコートの在庫状態を維持し、現地の台湾拠点において平判加工を行うことにより、納期を最小限に抑える目的もあります。
セールス＆マーケティング副部長のアルビッド・スンドブラッド（グローバルセールス担当）は、「ニッチな製品であるインバーコートは、見た目と機能性を求める顧客層や、購買客の目を惹き付け、購入意欲をかき立てることが求められる小売業界をターゲットにしています」。そして、「アジアで生産されるほぼすべての SBB 板紙とは異なり、インバーコートは多層構造のため、折り目に沿ってひび割れが発生することはありません。この加工適性は大きな利点ですが、インバーコートの持続可能な環境と経済への強力な取り組みによって支えられていることは言うまでもありません」と述べています。
イグスンド社のアジアにおけるサービス拡大は、ヨーロッパ以外の地域における配送サービスを強化し、グローバル体制を拡大する取り組みの一環です。同時に営業体制の強化も目指しており、そのためのスタッフも募集しています。
また、より広範なサービス体制のコンセプトも発表しており、多くのリソースやサポート機能が提供されていることをお客様に理解していただくよう取り組んでいます。
「イグスンドケア」には、サンプルやアイデア豊かな資料を手軽かつ素早く注文できるサービスや、製品の安全性情報と証明書、およびイグスンド社が認可を取得している知覚試験・化学分析結果の提供が含まれます。また、イグスンド社ではサービスの一環として詳細な環境マニュアルも提供しており、板紙の森林原材料に対して顧客が予期せぬ問題に直面しないよう配慮しております。
それに加え、当社の製品であるインバーコートやインカダに関して、現地市場における技術的サポートから、イグスンド社独自の板紙専門知識の参考資料に至るまで、様々な形でサービスを提供しています。
アルビッド・スンドブラッドは、「私達は、お客様に板紙を販売して終わりだとは考えていません。製品から最大限の利益を得ていただくのも当社の役目だと考えています。この目的のために、現地市場に実際に赴き、お客様のプロジェクトや日々の取り組みを熟知する技術チームの存在とともに、当社のすべての資料はあるのです。一部のサポートは、既に長年に渡り提供しておりますが、すべてのお客様に対してそのことを周知していく所存です」と述べています。
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