~京都の伝統産業と最先端技術との融合を提案~
大日本スクリーン製造株式会社はこのほど、京都の新しい魅力を世界に発信することを目的とする、京都産業に携わる企業8社の共同事業「BRAND NEW KYOTO プロジェクト2013」に協賛。京都の伝統産業との融合を実現した最先端の印刷技術を提案します。
「BRAND NEW KYOTO プロジェクト2013」は、京都の伝統産業と最新技術の融合により、「あらたなものづくり」を提案するプロジェクトです。著名なアートディレクターが京都の伝統産業の美しい意匠をデザインに写し込み、京都にゆかりの深い企業が最新の技術を提供することで、京都の伝統産業と最先端技術にデザインが融合した新商品のアイデアを紹介します。
当社は、「京都の伝統産業技術を継承しつつ、異業種との協力によるイノベーションを図り、京都から日本へ、そして世界へと新しい京都ブランドの発信に取り組む」という当プロジェクトの趣旨に賛同し、本イベントへの協賛を決定しました。プロジェクトでは、グラフィックデザインをベースにブランディングからプロダクトまで幅広い領域で活動する、日本を代表するデザイナーの一人である左合(さごう)ひとみ氏が、京都の7つの伝統産業をモチーフにバリエーション豊かなギフトボックスをデザイン。当社のB2サイズ対応フルカラーインクジェット印刷機「Truepress JetSX(トゥループレス ジェット エスエックス)」を使用して、えりすぐりの伝統産業製品を印刷で美しく再現しています。また、従来の紙器(パッケージ)印刷では難しかった多品種小ロット印刷を可能にし、大量生産では実現できない付加価値や環境に優しい印刷手法を提案します。
* なお、Truepress JetSXで印刷したギフトボックスを、3月20日(水・祝)から24日(日)まで東京・赤坂の赤坂サカスで開催される「BRAND NEW KYOTO プロジェクト2013」会場内の大日本スクリーン製造ブースに展示します。
■左合 ひとみ氏のコメント
京都の伝統工芸品が持つ奥深い魅力を伝えるためにディテールの再現力が重要でしたが、Truepress JetSXはその課題を難なくクリアしました。発色も、西陣織のターコイズブルーや京友禅のピンクなど、4色オフセット印刷以上ではないかと思います。また、多様な7種類のパッケージで展開したいという私の意図も、小ロットで多品種な印刷が可能なことや、厚めの紙にも対応していることによって実現できました。
左合 ひとみ氏のプロフィール
東京芸術大学美術学部卒業後、パルコ広告制作局、カメレオンを経て1988年に左合ひとみデザイン室を設立。グラフィックデザインをベースに、企業のブランディングや商品開発、プロダクトデザイン、空間デザインなど幅広い領域で活動。2003年からグッドデザイン賞審査委員を務める。近年では、地域産業活性化のプロジェクトに参画し、商品企画や地域ブランドの立ち上げなど、幅広い領域で活躍している。
<イベントの概要>
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