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Dip-Tech ARインガラス・プリンター向けに開発されたSAi PixelBlasterのスペシャルエディション

SAi’s acclaimed PixelBlaster print-to-finish production software is now available on Dip-Tech’s in-glass printers.SA International (SAi) は、専門的な看板製作、大判デジタル印刷、およびCNC機械加工業界向けのCAD/CAM にソリューションを提供する有数の企業です。このたびDip-Tech Digital Printing Technologies向けにインガラス・プリンターと併用するために、高く評価されたPixelBlasterの印刷から仕上げまで行う生産ソフトウェアのバージョンを開発しました。

 

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PDFベースのPixelBlasterは、プリフライトから生産までを対象とした真のエンド・ツー・エンド・システムであり、ボトルネックの軽減のほか、ワークフローの合理化、ユーザーの収益性の増大を目的としています。SAi PixelBlaster Dip-Tech Editionは、そのユニークな特徴とガラス・プリンターの課題に取り組むために、Dip-Tech と協力して開発されました。Dip-Tech ARシリーズのインガラス・プリンターとセットになったスペシャルエディションには、PixelBlaster RIP、色彩管理、および全色ワークフロー・サポートが搭載されています。

新しい色の世界

Dip-Tech ARシリーズ・プリンターは、建築用ガラス市場にデジタル印刷技術の恩恵をもたらします。SAiとDip-Techは2006年から協業関係にありますが、当初のプリンターは黒と1つか2つのスポット・カラーを使っただけでした。この最新のプリンター・シリーズは、6色に加え、スポット・カラー印刷を提供しています。そのため、より高機能なソリューションが必要になります。

「当社のプリンターの外観と動作は大判インクジェット・プリンターのようではあるものの、大きな違いが複数あります」とDip-Tech Digital Printing Technologiesのアプリケーション・ディレクターであるAliza Edry氏は語っています。「そのため当社には、RIP、色彩管理、そしてこれらの違いの調整ができる柔軟なワークフローを結合できるソリューションが必要でした。」

Dip-Techの技術は、グラフィック・アートの世界では知られているCMYKカラーセットを使用しないことが最も大きな違いです。代わりに使用しているのは、オレンジ、赤、青、緑、黒、および白と、必要とされる特別なスポット・カラーです。その結果、デザイナーや建築家のRGBファイル、またはCMYKファイルを必要な色に変換するのに特別な課題があります

「Dip-Tech ARインガラス・プリンターは、不透明なセラミックインクを使用します」とAliza Edry氏は述べています。「透明ガラスに印刷することと、不透明の度合いが多様な色を適用することには、特別なレベルでの制御が必要でした。SAiとの7年間の協業において、SAiが当社向けのソリューションを開発できると確信していました。」

Dip-Tech ARプリンターと同梱される際は、このソリューションはDip-Tech Xpert Pack XL(またはDXP XL)という名称になります。

SAi PixelBlaster Dip-Tech Editionは、規格外のカラーセットの取り扱いに加え、タイリング、ステップ・アンド・リピート、およびカラー・ライブラリ機能など、SAi PixelBlasterソフトウェアのより標準的なジョブを実行します。

Dip-Techのインガラス技術を用いたカラー印刷の建築用ガラス向けアプリケーションの範囲は、精巧なビルディングスキンから、自動車や家庭用アプリケーションにまで及びます。ガラス・パーティション、キッチン装飾品、およびシャワー室を含む場合もあります。

「アプリケーションの急増に伴い、サプライヤーとしては、使いやすく、効率的なワークフローが可能な、必要な結果が得られる、完全なインガラス印刷ソリューションを提供することが重要です。SAiの特別なPixelBlaster RIPおよびワークフロー・ソフトウェアは、これらの目標を達成可能にしてくれます」とAliza Edry 氏は述べています。

SAiを代弁して、テクニカル・サービスのバイス・プレジデントであるEyal Friedman氏は次のように語っています。「SAiにとっての特別な課題は、Dip-Techが要求したような白のインクの適用を制御する方法を開発することでした。白は、適用されるその他の色の上にベースカラーとして使用する場合に重要になります。白は不透明性を制御する手段ですが、また同時にデザイナーは設計時に確実な白を使えなくてはなりません。SAi PixelBlaster ソフトウェアを使用すれば、この制御が生きるように白の度合いを多様にして適用できます。

「これは当社にとってわくわくするプロジェクトであり、また能力が試されてもいます。しかし、Dip-Techとの関係が長期間続いているのは、当社がDip-Techの目標をよく理解し始めたことにあります。当社の受賞実績を誇る* PixelBlasterプラットフォームのソリューションをベースに、当社はインガラス印刷で要求されるDip-Techのユニークな要件に取り組むことができました」とEyal Friedman氏は総括しています。

SAi PixelBlaster Dip-Tech Edition(DXP XL)が市販されることとなり、また世界ではDip-Tech AR-シリーズのプリンターが搭載される予定です。

www.saintl.biz

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