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QuarkXPress 10.2公開、大幅なパフォーマンス向上を実現

現行のすべてのQuarkXPress 10ユーザーに無償で提供されるバージョン10.2では、顧客から報告されたパフォーマンスと出力の問題が改善され、大幅な更新が行われています。無料お試し版のリセットにより、すべてのユーザーに新たに30日間の試用期間が提供されます

デンバー(コロラド州) - 2014年7月30日 - Quark Software Inc.は本日、QuarkXPress® 10の更新版であるQuarkXPress 10.2が、現在バージョン10を使用しているすべてのユーザーに無償で提供され、Quarkが現在実施しているキャンペーンの提供品であるGo Pro製品とのセット購入者も対象になることを発表しました。

QuarkXPress 10.2は高速で、極めて高品質の画像をレンダリングでき、ユーザーが画面上での画像表示とパフォーマンスに合わせて環境を最適化できます。新しいアップデートでは、新しいグループ作業および生産性機能も導入されており、現在のバージョン10ユーザーはこれらの機能を追加料金なしで利用できます。
パフォーマンスと画像表示品質をより詳細に制御
QuarkXPress 10で採用されたXenonグラフィックエンジンは、コンピュータの処理能力すべてを活用して、豊富なPDF、Photoshop、TIFF画像を、最大および最適な解像度でレンダリングします。QuarkXPress 10.2では、この新しいグラフィックエンジンをより詳細に制御できるようになっています。デザイナーがQuarkXPressの環境設定オプションを使用して、作業中のプロジェクトに応じて最大のパフォーマンスと最高の画像表示品質との間で最適なバランスを選択できるようになりました。表示品質とパフォーマンスのどちらを選択しても、QuarkXPress 10.2は従来のバージョンのQuarkXPressを超えるパフォーマンスを発揮します。

オーストラリアのOmega GraphixのオーナーであるPeter Loader氏は、QuarkXPress 10.2のリリース前テスターとなって、次のように述べています。「10.2は優れた製品です。QuarkXPress 10の従来バージョンよりはるかに安定しており、バージョン9よりも高速です。パフォーマンスと出力の主要な問題点が改善され、画像プレビューが非常に優れています。10.2は私の選択する生産性ツールとなりました」

Quark Software Inc.のデスクトップ事業ディレクターであるMatthias Guentherは次のように述べています。「弊社はこの新バージョンのQuarkXPressが最高の、最も信頼性が高いバージョンと信じており、デザイナーの方々にテスト、または再テストを行っていただくことを期待しております。QuarkXPress 10.2は開発フェーズにおいて、全世界のリリース前テスターにより広範囲にテストされ、QuarkXPressの従来のバージョンと比較して大きなパフォーマンス向上が報告されています」

QuarkXPress 10.2についての顧客からのフィードバックについて詳しくは、関連発表記事(添付)をご覧ください。

QuarkXPress 10.2の新機能
パフォーマンスと品質の向上に加えて、QuarkXPress 10.2にはデザイナーがレビュープロセス全体にわたってグループ作業を行い、出力用レイアウトを準備し、より生産的に作業を行うための新機能が追加されています。新機能には次のようなものがあります。

変更履歴:QuarkXPressドキュメント内の変更を追跡し、ライター、編集者、プロジェクトマネジャー、その他のユーザーは、どのような変更が加えられたのかを確認できます。変更履歴機能を使用して、チームはプロジェクトに挿入および削除されたテキストコンテンツを参照し、その変更を受け入れるか拒否するかを決定できます。

ノート:プロジェクトの実際のコンテンツに影響を与えず、テキストコンテンツに警告やコメントを追加して、プロジェクト内にコメントを保存できます。QuarkXPressの新しいノートは、印刷されたバージョンにデザイナーやレビューアが貼り付けるのと同様の「付箋」として表示されるようになりました。QuarkXPressプロジェクトからPDFを作成するとき、ノートをPDFノートとして書き出すこともできます。

PDF/X-4準拠の優れた出力:QuarkXPress 10.2の出力が、すべてのバージョン4ゲントワークグループ(GWG)出力テスト:http://www.gwg.org/download/test-suites/ghent-output-suite/ に合格しています。これは、PDF/X-4ベースのワークフローでは特に重要です。

無制限のアンカーボックス:バージョン10.2では、アンカーボックスのネストに制限がなくなりました。QuarkXPressの従来のバージョンでは、2レベルまでという制限がありました。

例外ハイフンの取り込み/書き出し:ドキュメントに作成された例外ハイフンの取り込みと書き出しを行い、プロジェクト間で例外を共有して統一性を維持できます。例外を1つのセットに結合し、ワークステーション間で共有可能にすることで、すべての例外ハイフンを追跡できます。例外ハイフンはQuarkXPressでサポートされている30以上の言語のすべてについて作成可能で、Quarkジョブジャケットを使用するとき自動的に同期されます。これによってデザイナーは、QuarkXPressで、または外部の例外ハイフンファイル(XML)で例外を編集できます。どちらの場合も、接続プロジェクトを保存または開くとき、例外ハイフンは自動的に同期されます。

Go Pro製品
Quarkは、QuarkXPressとGo Pro製品とのセット販売を2014年8月末まで継続します。このセット販売により、QuarkXPress 10を購入、またはQuarkXPress 10へアップグレードするユーザーは、1,000ドルに相当するクリエイティブプロフェッショナル向けツールを入手できます。キャンペーンについて詳しくは、http://content.quark.com/creativepro-jp.html でご覧ください。
www.quark.com

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