05032024
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両面出力の高い生産性による印刷業務のTCO削減に貢献 デジタル印刷システム「bizhub PRESS 2250P」新発売

~ オフセット印刷とのハイブリッドワークフローを構築 ~

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下コニカミノルタ)は、「bizhub(ビズハブ)PRESS」シリーズのモノクロ新製品として、デジタル印刷システム「bizhub PRESS 2250P」を2014年7月2日より販売を開始いたします。

「bizhub PRESS 2250P」は、毎分250面*、毎時約15,000面*1の両面出力を実現する、高生産性、高画質、高い用紙対応力を兼ね備えたヘビープロダクションプリント(HPP)領域向けのデジタル印刷システムです。
*1:
250面、15,000面 ・・・ 用紙1枚に表裏両面で2ページ分=2面を印字(通紙は毎分125枚、毎時約7,500枚)
コニカミノルタは、国内外において1999年からプロダクションプリント(PP)分野に参入し、お客様のニーズに一つひとつ対応しながら、デジタル印刷市場を創出してまいりました。今後もデジタル印刷市場は、日米欧の主要地域での堅調な伸びに加えて、新興国でも拡大が続くと予測されております。
コニカミノルタは今後、PP分野において特に出力枚数が多く、高い出力品質水準が要求されるHPP領域に向けて、積極的に事業展開してまいります。HPP領域では、より多くの出力枚数を獲得するために、印刷業のお客様だけではなく実際に印刷物を発注するお客様へ、TCO削減や、目的に合った印刷物の制作を始めとする広範囲なコンサルティングサービス*2の提供が重要な要素となります。
*2:
コニカミノルタではこれを「Marketing Print Management(マーケティング・プリント・マネジメント)サービス」と名付け、今後全世界で展開してまいります
一方コンサルティングを通じた様々な印刷物制作の短納期化のために、HPP領域での印刷業のお客様に提案する出力機器、特にモノクロデジタル出力システムには、両面出力の生産性、印字・表裏見当といった出力精度、連続稼働のための高い堅牢性・耐久性が求められます。
今回発売いたします「bizhub PRESS 2250P」は、特にこのHPP領域での使用を前提に、単位時間あたりの両面出力の生産性を重視して開発された製品です。表裏画像調整と表裏見当を高精度に実現する先進的な技術を盛り込み、40g/m2の薄紙から350g/m2の厚紙まで幅広い種類の用紙へ、「bizhub PRESS 2250P」の持つ出力最高速度を落とさずに高品質に両面出力いたします。本体には高剛性フレームと箱形2重構造のシャーシを採用し、連続稼働を支えています。またオフセット印刷とのシームレスなワークフローを実現するために、商業印刷市場でグローバルに展開している業界標準のワークフローとの相互連携が可能です。
さらに重合法トナー「デジタルトナーHD」の採用に加え、新開発の再生PC/PETやバイオプラスチックなどの環境対応樹脂の本体部材への使用など、消費電力の低減を含め高い環境親和性を備えています。
コニカミノルタは、これからもお客様への約束『Giving Shape to Ideas』のもと、常にお客様視点に立ち、多様化するドキュメント出力ニーズに対応した新たな価値を創出する製品とサービスを通して、市場のご要望とご期待に応えてまいります。
主な特長
① 高い生産性と稼働率を実現
「bizhub PRESS 2250P」は毎分250面(A4ヨコ)の両面印刷速度により、単位時間当たりの生産性を高め、短納期大量オーダーへの対応力を向上させています。また本体が出力稼働中でもトナー交換や用紙補給が行えるため、ダウンタイムを軽減することができ、出力工程全体の作業効率を高められます。
オプションの給紙ユニット(PF-703)と大容量スタッカー(LS-505)をそれぞれ3連で組合せれば、稼働途中の給排紙作業をせずに最大15,000枚*の連続出力が可能です。
本体には高剛性フレームと箱形2重構造のシャーシを採用。出力品質に影響を与える稼働時の振動やねじれを防止し、長時間連続稼働にも応える耐久性を実現しています。また消耗品をロングライフ化することで、交換頻度を低減し、TCO削減に寄与します。
*
最大15,000枚:用紙坪量80 g/m2使用時
② 画像や表裏検討など安定した高品質出力
重合法トナー『デジタルトナーHD』と先進の書き込み方式による解像度1200dpi、さらに転写性能の向上により、原稿データで多用されている細線や小文字、グラフィカルな白抜き文字や黒ベタ、グラデーションやハーフトーンなどを安定して出力再現します。また大量出力時における濃度変動要素の影響や原稿状態の違いなどによる濃度変化を抑制する転写紙濃度センサーを採用し、高いレベルの画像安定性を実現しています。
③ 幅広い用紙対応力
平滑度の高い塗工紙や追い刷り紙、さらにエンボス紙にも対応しました。本体の用紙給送経路を改善し、40g/m2の薄紙から350g/m2の厚紙まで安定して両面印刷を行えることから、データや用途に合わせて様々な紙種を選択することができます。
さらに、プリント出力物の中に白紙が混入するのを未然に防ぐ重送検知機構を採用。重送を検知した時は出力動作を自動的に停止して、出力済の印刷物への白紙の混入を防止し、検品などを伴う出力ロスを最小限にとどめます。
④ 多彩な拡張性とオフセット印刷とのワークフロー連携
多彩な後処理を実現するオプションにより、受注内容や出力規模に応じた出力システムを自由に構成でき、お客様のご要望に応じた様々な成果物をインラインで出力することができます。また最新のグローバルスタンダード機として、安心して印刷業務を遂行できるよう印刷業界の標準規格であるJDF規格に対応しており、既存のお客様のワークフローに「bizhub PRESS 2250P」を加えて、オフセット印刷とデジタル印刷のシームレスなハイブリッドワークフローを構築できます。
⑤ 高い環境親和性
「bizhub PRESS 2250P」は、『デジタルトナーHD』の採用をはじめ随所に環境配慮技術を取り入れ、製品ライフサイクル全体で環境負荷を低減しています。コニカミノルタ独自の最先端のケミカルプロセッシング技術を用いて開発された、「再生PC」と「再生PET」の複合リサイクル素材である「再生PC/PET」を本体内のダクト部品として採用。また植物由来のバイオプラスチックやリサイクルPETを本体内のカバー部品として採用するなど、環境対応樹脂を本体の様々な箇所の部材としてバランス良く使用しています。
「bizhub」および「bizhub PRESS」はコニカミノルタ(株)の登録商標です。
その他のブランド名および製品名は各社の登録商標または商標です。
製品の仕様・外観・価格は都合により予告なしに変更する場合があります。
本紙掲載の価格には消費税は含まれておりませんので、ご購入の際は別途申し受けます。
本体価格には、消耗品類、その他関連商品は含まれていません。

www.konicaminolta.jp

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