04292024
Last update土, 26 9月 2020 7pm
>>

エプソン香港が「2011年香港環境優秀賞」の銅賞を受賞

香港環境優秀賞審査委員会 委員長の パトリック・マ氏(左)とEHKのスタンリー・ラウエプソンの関係会社で、香港における販売会社Epson Hong Kong Ltd.(以下EHK)は、継続的な環境負荷低減のための取り組みが認められ、「2011年香港環境優秀賞」において、輸出入貿易部門の銅賞を受賞しました。

5月4日に、香港特別行政区行政長官 曽蔭権(ドナルド・ツァン)氏出席のもとに行われた授賞式では、環境分野で総合的に顕著な功績があった団体が、部門ごとに表彰されました。

この賞には、合計585件の応募があり、二回にわたる事前審査の後、貿易協会や政府各部門、専門機関の代表者によって最終審査が行われ、当社を含む36団体の受賞者が選ばれました。

今回の受賞においてEHKが評価された活動は下記の通りです。

「グリーンリーダーシップ」

環境マネジメントシステム(EMS)の構築に必要不可欠な国際規格ISO14001の認証を2000年に取得して以来、効果的なEMSの実現を目指して、EHKでは社長自らがリーダーを務めるチームを結成し、年間の目的と目標の設定、有効性の評価、活動を継続的に改善していくための枠組み構築など、組織的に環境活動を進めています。

授与された正賞の盾「外出による環境負荷を軽減」

2011年1月に、それまで3ヶ所に分散していたオフィスを1ヶ所に集約するために移転しました。オフィスが1ヶ所になったことにより、オフィス間を移動する際に発生していた環境負荷が削減されました。また、新たにTV会議システムを導入し、出張回数も削減しました。

「グリーンリノベーション」

消費電力の少ないT5蛍光管(省エネ型蛍光管)の採用や、業務時間の終了後に照明を自動的に消す消灯システムの導入、照明や空調のエリア単位での管理など、省エネタイプのオフィスに刷新するために、リノベーションプロジェクトを立ち上げ、デザインガイドラインの制定から、仕様、材料の選定まで戦略的に実施しました。この結果、2010年度にオフィス面積を10%縮小し、同時にエネルギー消費量を35%も削減しました。

「リサイクル活動」

環境負荷低減への貢献を目的に、EHKではいくつかのリサイクル活動を実施しています。例えば、エプソン純正のインク/トナーカートリッジの回収、充電式バッテリーのリサイクル用回収箱のオフィス内への設置、地域のコンピューターリサイクルプログラムへの資金援助など、積極的にリサイクルプログラムを企画したり、公的なプログラムに参加しています。

「紙の使用量削減」

オフィスで使っているプリンターをすべて両面印刷に設定しているのはもちろんのこと、プリント不要なファックスが印刷されないようにEファックスシステム(ファックス送受信をメールで行うことができるシステム)も使用しています。その結果、2008年比で2011年は紙の使用量を30%以上削減できました。また、今年も既に約10%、使用量を削減しています。

「社員教育」

EHKは社員に環境活動への参加を促しています。香港ジオパークへのエコツアーを企画し、社員とその家族に楽しみながら自然を体験し、香港の自然遺産への理解を深めてもらう取組みなどを行いました。

「自然保護」

EHKは積極的に環境保護の啓もう活動を行っています。1990年に設立したエプソン財団を通じて、これまでに約2千万香港ドル(日本円約2億1千万円)の資金を慈善事業のために寄付してきました。財団はここ数年、環境の持続可能性を社会貢献活動の重点項目として活動しています。啓もう活動の一環として、2011年度は「エプソングリーンカーニバル2012」や、「Seeds for Green Life(環境関連の授業参観、16校で実施)」、「Waste Transformers(廃品を利用したリサイクルコンテスト)」という3つの環境関連イベントを支援しました。

EHKは今回の受賞を励みに、今後も環境経営に尽力し、持続可能な社会の実現を目指して努力を続けます。

http://www.epson.jp

comments

Related articles

  • Latest Post

  • Most Read

  • Twitter

Who's Online

ゲスト 3374人 と メンバー0人 がオンラインです